株式会社 未来技術研究所


テスラコイル
1. テスラコイルとは
テスラコイルはニコラ・テスラ(1856~1943)によって発明された高周波変圧器で 無線電力輸送をめざして作製された。装置の周辺 には強く、激しい変動をする電界が生じ様々な放電管を使った実験や電磁波の実験などを行うことができる。最近ではオーバーユ ニティーを目指したフリーエネルギー研究にもよく利用されている。また、発明当初よりテスラコイルの高周波の交流が生体に熱作 用を及ぼす事が知られており健康にも有益なものとして様々に応用されている。
その例としては
 ジアテルミー微弱な高周波で体内組織を加温し、神経や筋の痛み、麻痺を和らげる物理療法
 ハイパーサミア  マイクロ波を使ってガン組織を加温し治療する
  などの高周波治療に役立てられている。
※ ニコラ・テスラは1897年にテスラコイルの特許を取得している。
2. テスラコイルの構造
テスラコイルは空心の筒に捲数の差を大きくとった一次コイルと二次コイルを同心円状に捲き、2つのコイルを放電用の空間(火花間隙)をはさんで直列に配置したコイル
3. テスラコイルの動作原理
電源から供給された電流は昇圧トランスで電圧をあげられてから火花間隙、コンデンサー、一次コイルからなる一次回路に送られる。電流によってコンデンサーが充電され最高電圧に達すると火花間隙で放電が起こり、一時的に回路が並列につながる。この時流れ出た電流はコンデンサーと一次コイルの間を往復し、エネルギーの一部は相互誘導作用により二次コイルに送り込まれ、高電圧の電流を発生させる。二次コイルの一端ですさまじい放電が行われている間、もう一端では電位はゼロになっており、こちらを一次コイルと共に地面に接続(アース)する

中型テスラコイルその1
中型テスラコイルその2

<大型テスラコイル>
1. このシステムは33KHzで共振しロータリー・ギャップは毎秒240パルスの繰返しの速さで運転します。
2. 振動パルス時間は約40マイクロセカンドに限定します。
3. 一次共振フンク回路は、10KVAを超える最大電流を伝えます。
4. 交流本管では共振が50ボルト台に上昇します
5. コロナ放出棒の間の直線距離は28フィートです(20コロナ出力)


 

図面1  図面2  図面3


 
inserted by FC2 system